ドライブレコーダーの取付工賃の相場と、ネットで購入したドラレコを持ち込み取付するメリット・注意点を解説。
「あおり運転」対策や事故の証拠として、今や必須装備となったドライブレコーダー。整備士として現場に立っていると、「ネットで安く買ったけど、取り付けはどうすればいい?」という相談を非常に多く受けます。
今回は、ドラレコ取付の工賃相場と、最近増えている「持ち込み取付」のメリット・注意点について、プロの視点で徹底解説します。
ドラレコ取付の工賃相場と持ち込み取付のメリット
ドライブレコーダーは「買って終わり」ではありません。配線を隠してきれいに、そして確実に作動するように取り付けるには専門知識が必要です。まずは気になる工賃の相場から見ていきましょう。
1. 取付工賃の相場(2026年最新目安)
工賃は「カメラの数」と「依頼先」で大きく変わります。
| カメラのタイプ | カー用品店・整備工場 | ディーラー |
| 前方のみ | 5,000円〜10,000円 | 10,000円〜15,000円 |
| 前後2カメラ | 15,000円〜30,000円 | 25,000円〜45,000円 |
| 360度+リア | 20,000円〜35,000円 | 30,000円〜50,000円 |
※持ち込みの場合は、上記相場の1.5倍〜2倍に設定されているケースが一般的です。
2. 「持ち込み取付」の大きなメリット
ネット通販などで自分で購入したドラレコを店に持ち込んで付けてもらう「持ち込み取付」には、以下のメリットがあります。
- 最新・高性能モデルを安く買える: 店頭在庫にない最新機種や、ネット限定の安価なモデルを自由に選べます。
- トータルコストを抑えられる: 工賃が割高になったとしても、本体の購入価格を抑えることで、総額では店頭で購入・取付するより1万円以上安くなることも珍しくありません。
- こだわりを反映できる: 「ミラー型がいい」「駐車監視機能にこだわりたい」といったニッチな要望も、持ち込みなら実現可能です。
3. 知っておきたい「持ち込み」の注意点
プロとして、以下の2点は必ずお伝えしています。
- 工賃の「二重価格」: 前述の通り、持ち込み工賃は店頭購入時より高く設定されています。必ず事前に「持ち込みですが、いくらになりますか?」と確認しましょう。
- 製品保証の切り分け: 万が一故障した際、店で購入していれば「機械の不具合か取付ミスか」を店が一括で判断してくれますが、持ち込みの場合は「製品の不良はメーカー、取付は店」と窓口が分かれるため、手間がかかる場合があります。
4. 依頼先を選ぶポイント
- ディーラー: 費用は高いが、純正配線への配慮や保証が最も手厚い。
- カー用品店: 持ち込みを断られる場合や、自社販売品のみ対応のケースが多い。
- 町の整備工場: 実は一番の狙い目。柔軟に対応してくれる店が多く、技術力も高いです。
まとめ
ドラレコの持ち込み取付は、「本体をいかに安く、納得のいくスペックで手に入れるか」が鍵となります。工賃とのバランスを見極めて依頼先を選びましょう。
**CARLOG(カーログ)**では、お近くの「持ち込み取付歓迎」の整備工場を簡単に探すことができます。ユーザーの口コミを見れば、配線をきれいに隠してくれる丁寧な仕事をする店かどうかも一目瞭然です。
大切な愛車を守るドラレコだからこそ、信頼できるプロに任せて、安心のドライブに出かけましょう。